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「自利利他の精神」を説き、「ソロバンと論語の一致」をいい続けた渋沢栄一。 彼の語録集からその精神を探ろう。 「およそ経済上の事業を成就するに、最も適当にして最も有利なる仕方は合本法である。ゆえに すべての事業はこれに拠らなければ、真に国を富まし国を強くすることはできない。これ余が唯一の信条である。 維新以後、わが事業界における会社組織については、余は多少与(あずか)って力ありと信じている。当時わが国の事物をして、大いに進歩せしめんとするには、是非とも物質的進歩を図るよりほかに途はなかった。而して物質的進歩を図るは、智識も必要であるが、資本が最も必要である。しかるにわが商工業社会のありさまはどうかというに、富の力が甚だ微弱にして、而して微弱なるものが、個々に仕事をしておったから、とても海外諸外国の当業者と肩を比べることがでぎない。 ゆえに将来事業を経営するに、資本の合同が必要であると思って鋭意これを鼓吹しここにはじめて会社制度というものが生まれ出て漸次に発達したのである」 「商業上の真意義は、自利利他である。個人の利益はすなわち国家の富にして、私利すなわち公益である。公益となるべきほどの私利でなければ真の私利と言わない」 「企業家において、まず第一に心すべきは、数の観念である。最も綿密に成算し、右から見ても 左から見ても、間違いがないようでなければならない」 「事業を起こすにあたりては、協力者の人となりを明察せねばならない。協力者の不道徳、不信用ほど恐るべきものはない。迷惑のおよぷところは、一個人の上ばかりでなく、ために事務進行上に容易ならぬ事態を惹起することがある。かくのごときは事業家として、もっとも戒心すべき ことである」 「個人の仕事でも会社の事業でも、天運よりは、人の和が大切である。人の和さえあらぱ、よし 逆境に立っても成功するものである。 ここにいう和とは、四つの要件を具備せねばならない。 第一、志操の堅実なること。 第二、知識の豊富なること。 第三、勉強心の旺盛なること。 第四、忍耐力の強固なること。 この四つを具備し、而して和を得れば天の時も他の利も、顧慮する要はなかろう」 現代にも通ずる事業資本・事業運営のいい教訓である。こころして、頭の中に入れておきたい貴重な言葉である。 snikami
by snikami
| 2006-03-28 09:11
| 創業や経営
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