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今日のNIKKEIプラス1のなんでもランキングは”雨の日におすすめの京都” 京都ファンの私にとっては願ってもない記事です。日経新聞1面の開いて今日の紙面、プラス1にこの記事が載っていたので、今日は本紙を見ずにまずはこの記事から熟読。 おかげで紙面に穴が開いて読めなくなってしまった・・・なんてことあるわけない・・・失礼しました・・・ 今月13日の京都は雨で大原の三千院や宝泉院などをまわり新緑の美しさはもちろんですがコケの生き生き感もきれいでしたから5位にランキングされるのもうなずけます。 その日はこんな感じ・フォトアルバム:京都’06.05.13・でしたよ。 6月17~18日にはまた京都にいきます。このランキングのおかげで一日くらい雨の日があってもむしろ楽しんで過ごせそうです。 ということもあって記事全文を備忘録として、掲載しておきます。 ・・・ ・・・ ・・・ 旅先で雨に遭い、せっかくの観光気分に水を差された経験は誰でもあるだろう。でも、雨だからこそ風情がある場所を知っていれば、別の楽しみ方を見つけられる。多くの地域でもうすぐ梅雨。代表的な観光地の京都で、雨の日におすすめの名所を専門家に聞いた。 1位は洛北の詩仙堂。「お寺というより静かな山荘のたたずまい」(中川さん)。書院の広間の目の前に白砂の庭、後景にサツキやモミジの緑。雨にぬれずに広間から山水画のような景色が楽しめる。雨、庭園内の滝、竹筒の雨どいから落ちるしずく、時折響くししおどしの「こんっ」。それぞれの音に耳を傾けながらじっと座っていると心穏やかになる。「四季、花が絶えない」(橋本さん)ので庭の散策もおすすめだ。 2位は高桐院。「石畳の参道のコケ、カエデ、竹は四季で表情を変え幻想的」(土岐さん)。庭園一面のコケとカエデが美しい。「雨の日は水をたっぷり吸ったつややかなコケが一層鮮やか」(とよださん)だ。 4位天龍寺、5位三千院、7位南禅寺と著名寺院が並ぶが、こうした神社仏閣以外の名所が多数ランクインしたのが今回の特徴だ。まず3位の石塀小路。200メートルほどの石畳の狭い路地で、写真撮影によく使われる。小路には料亭や喫茶店、旅館などが風情を壊さないようにひっそりと並ぶ。「京都の『しっとり』のイメージに1番適しているのはこの石畳」(山本さん) 5位の祇園新橋・巽橋は木製の欄干と石畳、柳並木が情緒を増す。「川面にあたる雨の波紋が印象的」(前畑さん)。夕刻、舞妓(まいこ)さんが番傘をさしてお茶屋に向かう姿には何とも言えない雰囲気がある。 8位に糺の森と二年坂・産寧坂。糺の森には太古からの原生林が残っている。「森が雨に洗われるとき、みどりのにおいも濃厚になる。これが雨のにおいか、と思うこともしばしば」(麻生さん)。二年坂・産寧坂は清水寺の近くで、お土産店などが並ぶおなじみの坂。「雨で石畳が映えて京の風情を強く感じる」(金井さん) 10位の白沙村荘は大きな池を囲む静かな庭園が特徴。「個人宅を訪ねるような親しみやすい雰囲気。敷地内の京懐石やレストランで料理を楽しみながら雨にぬれる庭を眺められる」(西村さん) 専門家が選んだ神社仏閣以外の名所で、ランク外になったものの一部を別表に挙げた。雨の日は寺社巡り以外の楽しみ方をするのも一興だろう。 ランク外の神社仏閣以外でおすすめのところ ▼社家(しゃけ)の道=北区 上賀茂神社神官の土塀の邸宅が明神川沿いに並ぶ ▼駒井家住宅=左京区 米建築家ヴォーリズによる洋風邸宅 ▼無鄰庵(むりんあん)=左京区 明治時代の元勲・山県有朋の別邸 ▼がんこ高瀬川二条苑=中京区 これも山県の別邸で現在、がんこ寿司の支店。園内に高瀬川が流れる庭を見ながら食事できる ▼大河内山荘=右京区 俳優大河内伝次郎が私財を投じてつくった別荘 最後に、雨と京都に関するユニークな名所を一つ紹介したい。嵐山の亀山公園に、日中国交正常化(1972年)が実現した時の中国の首相、周恩来の詩碑が建つ。周恩来は戦前日本に留学し、嵐山を2度訪れたが、いずれも雨だった。そのことを詠んだ。題して「雨中嵐山」。今、急増中の中国人観光客が必ず訪れるスポットになっている。 詩は「水の流れは緑で、石は人影を映す。雨脚は強く霧が濃かったが、雲間から一筋の光がさして、眺めは一段と美しい」と詠む。雨の風情をめでる心のありようは、世界共通なのだろう。 1 詩仙堂(左京区)=写真 380 江戸初期の文人、石川丈山が造った唐様の庭園がある。中国の詩人の肖像画が並ぶ部屋があるのが名前の由来 2 高桐院(こうとういん)(北区) 340 大徳寺の塔頭(たっちゅう)。庭園を見ながら抹茶も味わえる。明智光秀の娘、細川ガラシャの墓がある 3 石塀小路(いしべこうじ)(東山区) 330 高台寺通りと下河原通りの間の小道。両側の石垣が石塀のように見えることから名付けられた 4 天龍寺(右京区) 290 池の周りを回遊する方式の庭園は、背後の山を借景にし建物内から見ると一幅の絵の風情。世界遺産 5 祇園新橋・巽橋(東山区) 250 花街・祇園の中心を流れる白川にかかる2つの橋。周辺は石畳の道でお茶屋がずらりと並んでいる 5 三千院(左京区) 250 一面のコケで知られる閑静なお寺。カエデや杉木立に降りかかる雨音が一層静けさを深める 7 南禅寺(左京区) 230 重要文化財の三門の上から見ると雨に煙る東山は水墨画の趣き。疎水を通すアーチ状の水路閣は独特の景観 8 糺(ただす)の森(左京区) 220 下鴨神社南側の太古の森。ケヤキやムクなど樹齢200年から600年の樹木が生い茂る。世界遺産 8 二年坂・産寧坂(さんねいざか)(東山区) 220 清水寺と高台寺を結ぶ石畳の坂道。修学旅行生が多く、色とりどりの傘の花が咲く 10 祇王寺(ぎおうじ)(右京区) 210 コケに包まれた庭園にかやぶきの本堂がたたずむ 10 青蓮院(しょうれんいん)(東山区) 210 建物内を歩きながらでも様々な庭が楽しめる構造 10 白沙村荘(はくさそんそう)(左京区) 210 日本画家、橋本関雪の邸宅。庭に茶室や画室を配す 【調査方法】 京都の名所・スポットで、雨の日に風情があっておすすめの場所を、京都観光に詳しい13人に10位まで選んでもらい、得点化して集計した。ただし事前に予約が必要な場所は除いた。選者は次の通り(敬称略)。 観光ガイド=中川光晴(京都SGGクラブ)、福沢正治(京都SKY観光ガイド協会)、前畑佳史(ISC京都)▽観光タクシー乗務員=金井利夫(弥栄自動車)、土岐雅彦(都タクシー)、中西義弘(京都個人タクシー協同組合)▽写真家=中田昭、橋本健次、山本建三▽著述業=麻生圭子(エッセイスト)、清水さとし(旅行作家)、とよだもとゆき(スローライフ・ジャーナリスト)、西村絵留香(編集プロダクション経営)
by snikami
| 2006-05-27 08:24
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