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経営理念とは何か 松下幸之助著「実践経営哲学」より 私は六十年にわたって事業経営にたずさわってきた。そして、その体験を通じて感じるのは経営理念というものの大切さである。いいかえれば、”この会社は何のために存在しているのか。この経営をどういう目的で、またどのようなやり方で行っていくのか”という点について、しっかりとした基本の考え方を持つということである。(中略)経営の健全な発展を生むためには、まずこの経営理念を持つという事から始めなくてはならない。そういうことを私は自分の六十年の体験を通じて、身をもって実感してきているのである。 経営理念の3つの内容 ①経営の目的に関する理念(目的理念) この経営は何のためにあるのか、自分は何のために経営をしているのか 経営者の使命感とか理想あるいは夢・ロマン ②経営のやり方に関する理念(行動理念) わが社はこういう考え方・やり方で進むのだ、といった経営行動を律する基準となる考え方 ③経営の変革に関する理念 不変のもの。時代の変化・環境に合わせて企業の存続を図るために新しい変革の理念を創造 経営はいろいろな多くの人間と人間のかかわりであり、それを通じての社会活動である。 したがって、その活動体験の中から生まれた哲学であるところの経営理念は、経営者の人間観・社会管に由来するところが多い。 経営理念の定着(風土化)と形骸化(風化) 風土化・・・経営理念が定着し、ひとつの経営風土を形成。 逆に言えば、経営風土は経営理念実践の答え 風 化・・・実行されないお題目となり、有名無実な看板に。 経営理念の徹底 経営トップの事にふれ、折にふれ熱意を込めた教育が大切 ・経営方針発表会 ・社内教育(経営理念についてはトップ自らがあたる) ・朝夕会などで社是、社訓、社歌などの唱和、教育 ・創業記念日の設定、訓話、講話 ・社史の教育など 経営理念の体得と実践 経営と経営学は違う。経営学は教えることも学ぶこともできるが、経営はそのどちらもできない。経営は自得するのみである。 物事を習得するには、その場が必要だ。野球や水泳のようなスポーツでもグラウンドやプールがなければ習得できない。企業は経営を自得する道場であり、世間はもっと大きい道場である。 職場の3つの本質 ①生活の資を得る場 ②それぞれに与えられた任務を遂行する場 ③経営を自得する場ー道場 自己の仕事の中から経営とは何であるか、そのあるべき姿や考え方を学びとろうという態度 経営理念というものを固定的に考える事は誤りである。 (コメント) 何のためにこの事業を行うのか、日々の経営活動をささえる考え方、哲学が経営理念である。 経営理念は経営の樹の根もとの部分で、夢はその頂点に輝くものといっている。 経営理念・ビジョン・夢はよく混同して理解をしがちだが、それをわかりやすく言い当てている。
by snikami
| 2006-01-16 15:59
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